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​​ARCHIVES 色と植物
FBなどで発信していた染料や草木染めの色、オーガニックコットンのことなど、各植物の写真と説明でアーカイブしています。
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​ソヨゴの赤
染液は、7回ぐらい煮出します。
部屋中に洋梨のような、王林りんごのようなちょっとくせのある甘酸っぱい香りがします。冬青(そよご)の染液をぐつぐつと煮出している香りです。
なんだかアロマオイルを焚いているよう。それもそのはず、冬青(そよご)は精油の材料、冬青油(ウィンターグリーン)と言うそうです。
ちょうど寒くなるころからシーズンになるそよごの染め。そよごの精油成分を吸い込んで風邪引き知らずになれそう。自然の摂理ってすごい。
きのうの一回目の抽出液をひと晩置いて酸化させたもので染めてみました。
2年前に滋賀県畜産センターで毛刈りした羊毛です。
緑の葉っぱで赤く染まるのは感動です。

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ユーカリの黄色

ユーカリは大きくなるのが早い樹木です。伸びたなと思ったら少しづつ枝を切って収穫。
葉を摘んで缶に入れて保存しておきます。だいぶたくさん貯まってきてホクホク。

保存できる染料がたくさんキープしてあると、なんだか豊かな気持ちになります。

ユーカリは種類によって、黄色系と赤系統にそまる色が違います。こちらは、黄色系に染まるユーカリグニーです。染めた羊毛は、しばらくユーカリの香りも楽しめます。 

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クルミの茶色

秋の色、くるみの青い実(果肉部分)で染めたこっくりとした茶色の手紡ぎ糸です。

羊毛とくるみはどちらも京都の地元産。バルキー感のある糸に紡げました。

シンプルなかぎ針編みの編み地のコースターは、暖かいミルクティが飲みたくなるようです。

画像のクルミは、実を取ったあとの種の部分です。これを割って取り出した核の部分が食用になります。

 



 

Kyoto Weavers Garden

京都ウィーバーズガーデン

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